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食べかたのコツ
ここでは、雑穀のパワーをさらに高める食べ方をご紹介します。
1.白米に雑穀を混ぜる
雑穀はずばり、「天然のサプリメント」です。 白米の数倍も多く含まれるビタミンやミネラル、そして食物繊維がサプリメントのような効果をもたらすからです。
炭水化物を燃やすのに、ビタミンとミネラルは不可欠な栄養素です。白米×雑穀はまさに最強のコンビなのです。
白米に含まれる炭水化物を多くの人が太るもとと勘違いしています。でも、白米に雑穀をたっぷり入れれば、雑穀に含まれるビタミンとミネラルが炭水化物をどんどん燃やしてエネルギーに変えてくれるうえ、代謝が上がり溜め込まない体質になるのです。
野菜に含まれる食物繊維の量は意外と少なく、大量に食べなければ効果が弱いのです。でも、雑穀を白米に混ぜると簡単に量がとれるうえ、野菜の食物繊維よりも腸内を改善し、デトックスする力が断然強いので効果は絶大!早い人であれば雑穀ごはんにして3日で快便モードになったという報告も。しかも、つぶつぶとした食感が自然と咀嚼を増やしてくれます。雑穀ごはんなら自然とよく噛むクセがつきます。
2.具だくさんのみそ汁を食べる
発酵食品のみそは、腸内環境を整えてくれるので、腸の善玉菌が働きやすくなります。 その結果、溜まっていた便が排出されるとともに、さらに栄養が吸収されやすくなるので、毎日いただくのがおすすめです。
また、さまざまな食材をだしとみそでいただくみそ汁は、余計な調味料を増やさずにおいしく食べられるオールマイティな料理!具だくさんのみそ汁は、ごはんと組み合わせることでアミノ酸バランスも理想的になり、代謝がアップしてやせやすい体質になります。
さらに、大豆の発酵過程で生まれる大豆ペプチドという、血圧を安定させる成分も見逃せません。血圧が高めな方は塩分を気にしてみそ汁を敬遠しがちですが、心配は無用です。具材を増やした分、汁は少なくなります。それでも塩分が気になるなら、塩分の排出を促すカリウムを豊富に含む野菜や海藻を具材に加えてみましょう。
あたたかい汁ものは体を温め、血液循環や代謝を高める効果もあります。
3.よく噛んで食べる
マイ穀がごはんを食べることをおすすめする理由のひとつは、「噛む」ことができるからです。 噛むことはたくさんのメリットがあることを知っていますか?
噛むと分泌されるホルモンは食欲を抑える働きがあります。たくさん噛むほど食欲は抑制され、大量に食べずに済むのです。
また、唾液には消化作用がある酵素が含まれているため、胃腸での消化吸収を助けます。口からとった栄養をあますことなく吸収できるようになるので、体に取り込んだビタミンやミネラルが代謝を高めてくれます。
変わるのは胃腸ばかりではありません。あごや頬、こめかみなど顔の筋肉をよく動かすので、筋トレ効果でフェイスラインがくっきり小顔に!それに加えて老化を遅らせるホルモンも分泌されて、細胞の新陳代謝を促すので肌の生まれ変わりのリズムも整います。
4.朝ごはんを食べる
筋肉は使えば使うほど鍛えらえれ、使わないとどんどん衰えていくものです。
全体の7割が筋肉でできている胃腸も同じ。使うほどに消化吸収力がつきます。胃腸の筋トレの基本は1日3回、朝・昼・晩食べること。定期的にエネルギーが入ってくると、安心して消化できる体になるのです。
食べると体が温かくなるのは、「食事誘発性熱産生」が起こり、胃腸の筋肉が動き始めてカロリーを使っている証拠です。
とくに決め手となるのは起きて1食目となる朝食です。ここでしっかり食べることで体温が上がり、その日1日の脂肪燃焼量が格段に上がります。
「食べること=噛むこと」ですから、スムージーやヨーグト、ゼリー飲料で済ますのはおすすめしません。温かいごはんとみそ汁をよく噛んで食べましょう。納豆やたまご、海苔などを足せば、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどカロリー燃焼に必要な栄養素が勢ぞろいして、無敵の朝食になります!